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【ECスタートアップ】楽天、Yahoo!、DeNA、Amazonそれぞれのモール型ECサイトの特長

2015.02.20 | ECサイト運営 | 1093views


2e8ac716e5a67106227f8ec3c2fe4896_sこれからモール型ECサイトに出店してECサイト運営をやろう、という時にまず最初に考えるのはどこに出店すればいいのか、という根本的なところではないでしょうか。当社でもお客様より「どこのモールがいいのかわからない」「ストアを構築するまでの自信がない」「ストアは自社で構築したいがHTMLとかはわからない」といったご相談をよくお受けしております。今回は大手モール型ECサイト、楽天・Yahoo!・DeNA・Amazonを例にとってそれぞれのモールの特長をご紹介いたします。

ECモールごとの特長を把握しよう

楽天の場合

楽天の特長

楽天はもはや言うまでもなく国内でもっとも有名で集客力のあるECモールといえるでしょう。プランごとに商品上限があったりするものの、一般的なECストアを始める場合には取っ付き易いECモールです。申し込みからストアオープンまでの道のりは、マニュアルを見ながらできるとはいえ、ストアを構築するにはHTMLの知識は必須ですし、基本的なPC操作が出来なければ開店手続きすらままなりません。

ストアURLを決めるところで適当な名前をつけてしまって後から後悔する、という例も実際にありましたのでストアURLはしっかりと決めましょう。ユーザーIDなども同様です。訳の分からない数字の文字列などはやめましょう。これはどういったモールに出店する場合も同じです。

楽天はRMSという管理画面からすべての操作を行います。アクセス解析機能も充実しており、本格的にストア運用をしていくことが可能です。ユーザー動向調査や、楽天の会員情報、ページ推移など様々な情報が手に取るようにわかります。一つひとつの商品をしっかり育てていくという面から言えば充実度はどのモールよりも高いといえます。

その反面、きれいなストアを作ろうとすると専門業者に依頼するか、高度なサイト制作の知識が必要になります。ストア構築や商品ページの作り込みに最も時間がかかるとも言えます。

楽天にかかる必要経費

当然毎月の出店費用など必要経費が発生します。毎月の費用は19,500円~100,000円(月額利用料)の他に、商品が売れた時の売上手数料がプランごとに2.0%~6.5%、クレジットカード手数料は楽天カードが2.65%、その他クレジットが3.6%です。ポイント付与やアフィリエイトなどで商品代金の1%というのも経費になってきます。

月額利用料は「毎月」の引き落としではなく契約更新月に「年払い」するので、この点は注意しておきましょう。

Yahoo!の場合

Yahooストアの特長

Yahooストアは月額費用や初期費用、売上手数料が無料かされたことで出店契約が爆発的に伸びています。また、個人での出店(個人事業主ではない場合)も可能という点が一番の特長でしょう。出店しやすく、取り組みやすいのですがストア構築はHTML知識は必要になってきます。

商品の登録は個別登録の場合や一括登録の場合でも、楽天よりは融通が効きにくくスマホ用の商品説明拡充も楽天ほど充実しているわけではありません。また、楽天と違い一気に出店が増えたこと、個人出店も可能なことなどからリスティングで商品を上位表示させるのはやや難易度が高いとも言えるでしょう。

商品説明文や商品タイトル、商品中のキーワードなどが細かに判断されるのでECモール用のSEOだけでなく、一般的な検索エンジン対策のようなSEOも組み合わせた知識が必要とされます。

Yahooにかかる必要経費

初期費用・月額利用料などは完全無料ですが、カード決済は3.24%〜の手数料が発生します。この他にはポイント付与分が店舗負担となるくらいで、ほとんど維持費は発生しません。

DeNAの場合

DeNAの特徴

DeNAでECサイトをするという場合、自動的にBidders・auショッピングモール・DeNAショッピングへ出品可能です。これは商品登録時に掲載非掲載が選択可能となっています。楽天やYahooなどと違いストアの構築が最も簡単です。グラフィカルなインターフェースで、基本ドラッグ&ドロップで店舗ページや特集ページが完成します。

Biddersストア構築

上記のような見た目そのままで操作ができるのでHTML知識はほぼ必要ありません。商品ページも基本項目を埋めるだけであればHTMLタグの知識がなくても問題ありません。

しかしながら、DeNAの場合は会員の60%以上が20歳代ということもあり利用するユーザー層が若すぎる、という特長もあります。これはつまり商品のトレンドの移り変わりが激しく、ストア運営自体に「オシャレ感」が求められるということにもなります。モバゲーなどからの集客もあるにはあるのですが、モール自体の集客力は楽天に劣ります。

Yahooストア同時出店プランなどもあるので、2店舗同時運営を考えているならまずはDeNAからスタートするとスムーズです。既にYahooストアを始めている場合はこのプランが使えなくなってしまうのでご注意ください。

DeNAにかかる経費

初期費用は6万円、月額利用料は16,500円~59,000円ですが契約更新月に一括払いとなります。半年契約も選べるようになりましたから、半年ごとの更新でもいいかもしれませんね。販売手数料はモールごとに細かく異なるのですが最大6%という感じになっています。クレジット決済は基本料金+決済カードごとに定められたパーセンテージとなっており、携帯キャリアで最大4.725%となっています。またポイント付与も店舗負担となっています。

商品点数アップや、画像容量アップなどは別途料金が発生します。

Amazonの場合

Amazonの特長

誰もが知っているAmazonなのですが、楽天をメインに使うユーザーはあまりAmazonでは買わないと言われています。月間UUが4000万程度あるので集客力は楽天の次くらいのイメージでいいでしょう。Amazonの大きな特長はストア運営というよりは「商品を出品しておくだけ」という点でしょう。このことからも商品を出品するだけなのでモール運営としてはシンプルだといえるでしょう。

また、商品登録の際も型番商品であればJANなどを入力するとAmazonで取り扱いのある商品が自動的に出てくるのも便利なポイントとなっています。

amazonitemnew

型番商品以外を扱う場合はJANコードの取得が必要な上、大口出品でないと使えない仕組みなどがあったりもします。Amazon独特のプランとしてはAmazonに倉庫を借りてそこに自社の商品を置かせてもらい、配送をAmazonにやってもらう(FBA)ということも可能です。これを利用すれば自店舗がお休みの土日祝日などもAmazonが発送してくれますからお客様を待たせる心配もありません。

どちらかというとAmazonは店舗側が商品をAmazonに委託し販売してもらう、というイメージになるでしょう。

Amazonにかかる経費

Amazonは経費も至ってシンプルです。カード決済などの費用すべてが売上手数料に含まれています。売上手数料はかなり幅がありますので自分の取り扱う商品をよく調べておかなければなりません。詳細はこちらのAmazonヘルプを一読すると良いと思います。

まとめ

結局どこに出せばいいの。という話なんですが、型番商品ならAmazon、トレンド商品で若者向けならDeNAという感じでしょうか。YahooストアはDeNAとの複合プランで出すほうがメリットがありますし、楽天で出店するならそれなりの「しんどさ」は覚悟しなければなりません。

当社では楽天・DeNAは出店担当窓口への直接のご紹介が可能です。現在EC出店をご検討であればお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

淵上 喜弘

著者:LLC JIRIKI

合同会社ジリキ 代表社員兼、業務執行社員。
1979年生まれ 兵庫県尼崎市出身・明石市育ち。

川崎医療福祉大学を卒業後、日産サティオ岡山に就職し初年度新人賞をカルロス・ゴーンCEOより受賞。その後NTT関連フレッツ販売会社に再就職し、地域賞2位を受賞。OCN販売表彰2位も同時受賞するとともにBフレッツ単独販売数の記録を打ち立てる。2006年合同会社ジリキ設立。SEO、WEBサイト制作業を開始する。

SEOで「大阪 探偵」や「離婚 行政書士」などのキーワードや「子ども 教材」「スマートフォンケース」など各種キーワードで1位を獲得。サイト制作でも毎日コミュニケーションズ・マイナビ女子オープンのサイトを制作。その後ECサイト運営サポートに着手し、売上月商50万のストアを1年半で1700万の月商に成長させる。

スマートフォンケースなどの商品企画開発も手がけ、楽天ランキングでも1位獲得、家電ジャンルMVPなどECサイトコンサルティングでも実績あり。

現在、グロースハックに注力しており様々な業種のサイトのCVアップをサポート中。チームとしてのグロースハック実績ではKaizenグロースハッカー総合 Top 20%、不動産 Top 10などを頂いています。

著書にDjango1.10 QUICKSTART-BOOK with Python3: 作りながら学ぶDjangoアプリケーション開発

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