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SEOの手法をモール型ECサイトへ応用する

2015.02.25 | SEO | 402views


b2e5e9fe1796211b3a9ea862abbdf420_sECサイトでのSEOを考えた時、ビッグキーワードだけを対策するのは懸命な策なのでしょうか。キーワード検索をしたときに、多くのユーザーは1ワードでの検索を好みません。本当にモノを探している時、人の行動というのはより具体的なキーワードで検索をしようとします。自分自身が探しものをしているとき、検索窓にどのように打ち込みますか。そして検索結果に表示される項目が多い時、どのように絞込をしますか。モール型ECサイトでのSEOを少し掘り下げて考えていきましょう。

ECサイトのSEOは通常のSEOと同じゴールを目指すべき

ニーズにマッチした検索とは

キーワードの選定において重要なこと

前述のとおり、検索をする場合具体的なキーワードで検索を行う人は大まかなビッグキーワードで検索をする人よりも「コンバージョンに結びつきやすい」といえます。例えば犬を家で飼いたいという人はまず何を調べるのでしょう。「犬」で検索しますか。それとも「犬 飼い方」でしょうか。既に犬種まで決まっている場合は具体的な犬種を検索するでしょう。

これはモール型ECサイトにも同じように当てはまります。ただ単にポイント消化のためだけに何かを買おうとしている人ですら、自分の具体的に欲しい物を検索するはずです。自分の店舗が何を扱っているかによってキーワードは異なってきますが、どういったものを扱っていてもキーワード選定において外せないルールが存在します。

モール型ECサイトのSEOにおいて、商品名は当然のことながらその商品を連想できるキーワード、その商品とセットで考えることの出来るキーワードが必要です。これは同音異義語ではなく、共起語ということになります。例を挙げると「ナイキ」「NIKE」だけではなく、「ナイキ」「バスケ」「27cm」といったキーワード選定が必要だということです。

SEOにおけるキーワード選定方法とは

コンバージョンに近いキーワードだけを選定することは一般的には非常に効果的です。しかしまだコンバージョンに結びつかないユーザーに訴求するには弱すぎると言わざるをえないでしょう。「明確に決まっていない」ユーザーに訴求することが同時にできれば、ECサイトにおいては「お気に入りに追加」させることで次のアクションにつながりやすくなります。

SEOでキーワードを考えるときは以下のように考えておくとよいと言われています。

  1. キーワードを横に広げる・・・Tシャツ パンツ 靴 バッグ
  2. キーワードの上下関係を考える・・・メンズ レディース フォーマル
  3. 目的を考える・・・着こなし おでかけ デート
  4. 分断化する・・・生地 本革 ボア
  5. モノの性質を考える・・・サイズ 着丈
  6. キャンペーンワードを考える・・・セール 激安 送料無料 10%OFF

一つのキーワードからいくつもの考えられる単語が派生するはずです。この派生したワードを商品キャッチや商品説明文にしっかり記述しておくことで、検索で拾われやすくなります。より幅広いニーズをもったユーザーへの訴求を考えるときこの方法は必ず取り入れていきましょう。

Googleキーワードプランナー

上記のようなGoogleキーワードプランナーを使ってみるというのもひとつの手ですが、これはあくまでGoogleの保有するデータから抽出されたものですからあくまでも参考までに盛り込むと良いと思われます。https://adwords.google.com/ko/KeywordPlanner/Home

キーワードの分類化を考えよう

普通の検索エンジンでのビッグキーワードはECサイトにおいてはあまり意味をなしません。なぜなら「ファッション」という大まかなくくりで楽天で検索するでしょうか。その前にファッションカテゴリに移動したり、最初からある程度具体的なキーワードを盛り込むはずです。モール型ECサイトの場合、ビッグキーワードは「ファッション」ではなく「コート」であったり「ジャケット」が正解ということになります。

では、キーワード分類をどのように行えばよいのでしょう。

  1. ビッグキーワード・・・ジャケット
  2. 付随するキーワード・・・ブランド名 型番 サイズ カラー
  3. 使用されるシーンイメージ・・・フォーマル 旅行 カジュアル ビジネス

一例としてジャケットに付随するワードを出してみました。このように整理していけば整理する段階で「あ、そういえばこれが抜けていたな」ということに気がつくはずです。うっかりサイズを入れていない、ついシーンを想定していない商品説明をしていた、などですね。

キーワードを実際に盛り込んでいくには

商品名に入れていく

モール型ECサイトにおいてSEOとなると、商品タイトルはもっとも時間をかけて検討するべきですし、A/Bテストを行ったり次のアクションを起こすために「積極的に変えていく」ものでもあります。前述したキーワードの選定の仕方などを踏まえて実際に商品を作ってみましょう。

商品名には文字数制限がありますが、必ず左側から重要なキーワードを盛り込んでいくことを意識しておきましょう。検索されたいキーワードを商品タイトルの前に持っていく、これは一般的なSEOでも当然の手法です。検索エンジンとの大きな違いはキーワード乱発へのペナルティは少なめ、というところでしょうか。やり過ぎは禁物ですし、Yahooストアの場合キーワードの頻度、接近具合などまで検索結果に反映されますから複数モールに出品している場合は「同じ商品タイトル」は避けましょう。

商品説明文に入れていく

商品説明文は検索でもしっかり拾われる部分です。写真を貼って見やすくするのはコンバージョン率アップにつながりますが、文字の一切ない商品ページは検索で出てきません。キーワード選定の中や分類の中で出てきた言葉をしっかりと商品説明の中に組み込みましょう。具体的な使用シーンが想定される商品写真に合わせて、商品説明を行ったりすることも効果的です。

モールごとの対策を行う

楽天であれば、モバイルキャッチコピーやカテゴリID、商品キャッチコピーにも力を入れなければなりません。特にモバイルキャッチコピーがうっかり抜けていたりするとスマートフォンからの検索ユーザーを逃してしまうことになります。DeNA・Amazonであればキーワードの項目に盛り込んでいきましょう。モールごとに検索上位を判定するアルゴリズムは異なりますから、すべてのモールにおいて正解というものはありません。

まとめ

モール型ECサイトのSEOとして進めてきましたが最後におさらいをしておきましょう。

  1. どういうお客様を捕まえたいのか明確にする
  2. どのようなニーズに対するキーワードを盛り込むか考える
  3. キーワード選定をルールに基づいて行う
  4. キーワードを分類して商品説明に加える
  5. 商品タイトルは重要なキーワードを左から
  6. 商品説明は写真も大事だが文章量を
  7. コンバージョンを上げるための商品説明を

実際にモール型ECサイトで検索の上位を目指す場合には他にも色々な手法がありますが、まずは基礎的なSEOについてお伝えいたしました。最後までお読みいただきありがとうございました。



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この記事を書いた人

淵上 喜弘

著者:LLC JIRIKI

合同会社ジリキ 代表社員兼、業務執行社員。
1979年生まれ 兵庫県尼崎市出身・明石市育ち。

川崎医療福祉大学を卒業後、日産サティオ岡山に就職し初年度新人賞をカルロス・ゴーンCEOより受賞。その後NTT関連フレッツ販売会社に再就職し、地域賞2位を受賞。OCN販売表彰2位も同時受賞するとともにBフレッツ単独販売数の記録を打ち立てる。2006年合同会社ジリキ設立。SEO、WEBサイト制作業を開始する。

SEOで「大阪 探偵」や「離婚 行政書士」などのキーワードや「子ども 教材」「スマートフォンケース」など各種キーワードで1位を獲得。サイト制作でも毎日コミュニケーションズ・マイナビ女子オープンのサイトを制作。その後ECサイト運営サポートに着手し、売上月商50万のストアを1年半で1700万の月商に成長させる。

スマートフォンケースなどの商品企画開発も手がけ、楽天ランキングでも1位獲得、家電ジャンルMVPなどECサイトコンサルティングでも実績あり。

現在、グロースハックに注力しており様々な業種のサイトのCVアップをサポート中。チームとしてのグロースハック実績ではKaizenグロースハッカー総合 Top 20%、不動産 Top 10などを頂いています。

プログラミングは本業ではなくあくまでも趣味の一環として取り組んでいます。月1回ペースで東京へ出張へ行っておりますので、機会があれば是非お話をしましょう。

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