楽天・DeNA ECサイトで売上を上げるにはまずはこれだけやればいい

2015.6.25

名称未設定-1楽天やDeNAなどモール型ECサイトで、商品画像はどのように作りこむのが正解なのでしょうか。商品画像1枚目は検索結果に表示される、実質お客様の入り口にもなる大切な画像です。他店舗と同じことをしていては同じようにしか見えません。人の目は左から右へ動きます。つまり楽天であれば商品画像を見て判断してから価格に目をやるわけですね。この「商品写真」で差別化しあなたのストアの入り口を選んでもらいましょう。

商品写真の作り方

人物を入れる

すでに当たり前の常識になっているかもしれませんが、あえてもう一度ご説明しましょう。商品写真に人物を入れる、と人の目をひきつけやすいと言われています。特に子どもや動物の写真は人の注意をそちらに向けさせる効果があります。これを商品写真に利用しないのはもったいない。楽天では「食品」ジャンルにおいてこの手法がよく用いられています。子どもが美味しそうに食べる写真や、子どもが蟹を持って大きさを強調している商品写真を見たことはありませんか??

蟹の大きさも伝わりますし、「人物 子ども」が入っていることで人の目をひきつけやすく記憶に残りやすいよい商品写真1枚目となっていますね。王道を地で行く商品写真となっています。

商品写真に求められる情報を入れる

人物だけの商品写真が増えても困るよなぁというのは仰るとおり。商品写真の作り方第二としては「お客様が求めているだろう情報を入れる」です。検索結果の写真で取捨選択をするお客様が多いですから、商品写真でいかにお客様に一発で情報を提供できるかを考えてみましょう。商品ジャンルによってお客様のニーズが異なりますが、「送料無料」であるとか「金額の明示」などはオーソドックスな手法で直ぐにでもできるでしょう。

食品であればこの商品に何セット含まれているのか、何人分なのかなども入れておくと効果的です。

横並びからの脱却

商品ジャンルによっては同じような画像ばかり!と感じたことはありませんか。PCジャンルを見てみると分かりやすいのですが、どこもメーカー提供の公式画像が多いですね。

 

さて、どちらが魅力的に感じるでしょうか??

同じような商品画像ばかりのジャンルに出店しているなら、チャンスです。商品画像をしっかり作りこむことでお客様があなたのストアの入り口を選ぶ可能性が高まります。商品画像を作りこんだ後は商品ページの説明拡充をしっかりしておきましょう。これは過去記事でも書きましたが 楽天の商品ページはランディングページと考える を参考にしてください。

商品説明写真の取り方

お客様は現物を触れないことを忘れないように

ECサイトは仮想空間でのショッピングです。運営者はつい忘れがちなのですが、お客様は商品を手にとって見ることが出来ません。 入り口である商品写真1枚目を作りこんだら、商品がよく分かる、まるで手にとっているようにわかる詳細な商品写真が必要になってきます。楽天SEOにおいては商品説明文も重要になりますが、入り口から来たお客様を逃さない、コンバージョンを上げるのは商品が詳しくわかる写真です。

既に買おうとしている商品が決まっている、現地でモノをみてネットで買う。以外のお客様は商品写真を求めています。どういう質感なのか、どういったものなのか。360度見たいはずです。商品を売る側にとっては当たり前に目に見える部分も、ネットでは写真を出さない限り見えません。

お客様の問題解決ができるか

モノを買うとき、それは何か問題を解消しようとする時です。

  1. 問題:食品を買いたい  解決:買うことで食べて満足できる
  2. 問題:PCの発熱を何とかしたい  解決:発熱問題を解決でき作業効率が上がる
  3. 問題:お世話になった人に贈り物をしたい  解決:丁寧な応対で失礼にならずに贈り物ができた

ものを買う、というのは問題解決をする。という基本を抑えておけば、お客様の満足度を向上させリピーターへとつなげることも容易です。特に贈り物・贈答品であれば商品自体の良さだけでなく、発送・連絡・対応などの「人」も重要な要素になることがわかりますね。

商品写真は、商品だけの写真であるという固定概念を捨て去りましょう。お客様の手元に届くまで何日かかるかなど、フローを見せてあげることもひとつの対策です。目で見て安心して納得して満足する。この流れをしっかり構築するにはまずはストア作りの基本を抑えておくことが大切です。目先の楽天SEOだけに流されず、お客様に選んでいただけるお店づくりをしていきましょう。

最後に

アイキャッチにつかったボーン片桐はこんなしょぼいスペックのPC使ってないよ!というツッコミはおやめください、わかってます。