2015.5.21
せっかく戦略的にリスティングまで使ったランディングページが全然成果を出さない!そんな時は焦らず3つの項目をチェックしてみましょう。このチェック項目に当てはまっているならその箇所を徹底的に改善していくことで、ランディングページの本当の力を発揮できるはずです。
そんな初歩的なことが!と思われるかもしれませんが実際に多い実例です。ランディングページで何をゴールとするのかが明確になっていない、複数のゴールを設けすぎているというページは意外と多いものです。情報を収集するためのランディングページなのか、商品を買いたい人を探し出したいのか、商品をすぐに買わせたいのかが明確になっていない場合は、当然アクセス数の割にコンバージョンが低くなりがちです。
単純にランディングページで「購入」がゴールとならない場合は、出来る限りフォームなどは簡略化すべきです。入力項目が多すぎて、一通もメールが来ない。などという笑い話もほんとうにあります。フォームからの問い合わせなどがない場合は、まずフォーム項目の簡略化を推し進めてみましょう。
また、フォームからの問い合わせはあるのに考えている成果に結びつかない場合はフォームの簡略化ではなくページ構成をもう一度練り直します。ランディングページの基本はhttps://www.jiriki.co.jp/blog/ec/rakuten-itempage-lpこちらの以前の記事でご確認いただきましょう。
写真に積極的にターゲットと同じ年代のモデルを使うのも当たり前ですが有効です。人物の写真というのはWeb制作者側から考えるよりも、ユーザーの目をひきつけます。
ランディングページでターゲット戦略に失敗しているかどうか、は以下のチェックをしてみましょう。
どれか一つでも当てはまった場合はターゲット選定がそもそも間違っているか、あまりにもランディングページ自体に魅力がないかのどちらかでしょう。
よくあるのがキャッチコピーの応酬です。キャッチコピーは店頭POPにだけ任せておきましょう。ランディングページはもっと興味をぐっと引きつけなければなりません。Webサイトはその特性上「面白くない」「これは必要ない」と思ったらすぐにページは閉じられてしまうからです。きっちりページ最後まで飽きさせない、ワクワクさせる。その商品を買うことで自分の悩みが解消され、豊かな生活が送れる! と思わせれば勝ちなのです。
ランディングページには記述の黄金則があります。そのページを見た人が「買いたい」とか「問い合わせしよう」と思わせるためには、ユーザーの悩みを解決できますよ、という提案が必ず盛り込まれていなければなりません。お客様というのは「商品を買う」のではなく、その商品を買うことで「自分の悩みを解決する自分を想像する」わけです。
例えばゴルフクラブ、売り方は様々ですが飛距離アップ! などという文言では成果は100%発揮できるとはいいにくいです。飛距離がアップ、という文言ではなく「あと1打が縮まないと思ったことがありませんか」など実際の使用者が抱えていそうな悩みをフックにするのです。どういった商品でも「小さい」だとか「軽い」といった文言キャッチコピーはランディングページではご法度です。
例えば以下のように言い換えてみましょう。
と言った感じです。
売る商品によってどういう悩みを解消したいのかをしっかりリサーチして、フックとなる言葉を考えてみましょう。
はじめて見たり聞いたりする商品に信頼感なんて?と思われるかもしれませんが、インターネットリテラシーのたかまりによりそのサイトが信頼できるものかどうか、というのは判断しやすくなっています。プライバシーマークやSSL認証マークなど、目で見て分かる安心感を提示しましょう。アクセスは多く、問い合わせフォームからの離脱が多い場合もこの辺りを修正してみてはいかがでしょうか。
購入金額の**%を寄付しています、なども有効な手段かもしれませんね。
ランディングページだけにとどまらず、この方法論は楽天などの縦長ECサイトにも当然当てはまります。せっかくの良い商品が埋もれてしまっていませんか。ページ構成をもう一度しっかり見なおしてランディングページの成果を上げていきましょう。