2015.8.19
サクッとつくるECサイト。EC-CUBEやZencartなど色々ありますが、最初からダウンロード販売に対応している点やPaypal決済がすぐに導入できること、デフォルトのデザインでもレスポンシブが実現されているなどのメリットがあるMagentoを使ってみましょう。
まずはMagentoサイトでアカウントを作成しましょう。
https://www.magentocommerce.com/products/customer/account/create/
入力項目はさほど多くないので割愛します。ここでアカウントを作ったらいよいよMagento本体をダウンロードします。
https://www.magentocommerce.com/download
ファイル数が多く、ローカルで解凍してからFTPでアップロードするのは難ありなので、圧縮フォルダのままサーバーにアップロードし、サーバー側で解凍して実行すると便利だと思います。
Magentoをサーバーにアップロードする前に、必ずデータベースを新規で作っておきましょう。
Magentoをインストールしたドメインを打ち込んで設定開始となりますが、基本的にこの辺りは直ぐ出来るものですし、「Magento インストール」で調べれば出てきてしまうので割愛します。
初期設定といっても英語だらけじゃわからないよ!というかたはまず日本語化を行いましょう。
http://store.flatz.jp/magento-japanese-language-pack.html
上記URLから日本語化エクステンションをダウンロードします。
README.txt にインストール詳細まで書いてあるので丁寧です。
現時点で1.9.2にはやや貧弱な日本語化ではありますが、実用に問題は一切ありません。
日本語化が完了したらほとんど終了したも同然。
最初にやっておくことは、
・消費税計算の登録
・Paypal連携
・各種ECサイト用ぽライバシーポリシーや特商法記載
などを順を追ってやっていけばよいでしょう。
消費税の計算を登録しておかないと、後から面倒なことになるので忘れずに登録しましょう。
基本設定から税、税率と地域の管理タブを選択します。
新規登録ボタンを押して以下のように消費税計算を登録しましょう。
できたらレートの保存ボタンを押します。
次にまた基本設定から、税・税計算管理タブを選択します。
新規ルールの登録で、上記画像を参考にし登録したら保存して完了です。
せっかくのMagentoですからPaypalでの決済を登録しましょう。
システムから設定、左側のメニューの支払い方法を選択します。
paypalから発行されるAPI情報を入力するだけの簡単さ!すごく便利ですね。
Paypalはビジネスアカウントにアップグレードしないと使えませんので、予めアップグレードしておきましょう。登記簿・代表者の免許証のコピーが手元にあれば、オンラインでの申請だけで完結します。申請から2週間以内にアップグレードが完了するはずです。登記簿などは発行から3ヶ月以内のものがあればOKです。
paypalアカウントの個人設定から、「販売ツール」「APIアクセス」を設定しましょう。
Magentoの素晴らしい点は無料で、レンタルサーバーのコストだけで誰でもECサイトオーナーになれる点でしょう。どういったものを販売するかはアイデア次第。ダウンロード販売もできますから、自社ソフトやアプリケーションの配布も簡単です。今後需要があればより詳しくMagentoの使い方をご紹介していこうと思います。