2015.8.4
HTML/CSSを操作する、今日から使えるJQueryチートシート。よく使うものをまとめてみました。実例付きなのでどういう時に使うかがイメージしやすいと思います。今回ご紹介できなかったメソッドはまたいずれやっていきましょう。それでは早速いってみましょう。
text("変更後のテキスト")
変更したい箇所のテキストを置き換えるメソッドです。基本的にテキストだけを置き換えるものなので、HTMLやCSSを含む箇所には使いません。実際の使用には
$("メール送信").text("メール送信(無料)");
このように置き換え先前のテキストを指定して置き換えます。
html("変更後のHTML")
HTMLを置き換えしたいときに使用するメソッドになります。
$(".mail").html("<p>メールでお問い合わせ(無料)</p>");
この場合はclassに .mail が指定された箇所全てが置き換わります。
全く新しくHTMLを挿入する場合に使用します。4種類のメソッドがありますので、時と場合によって使い分けるとよいでしょう。
prepend("挿入するHTML") append("挿入するHTML") before("挿入するHTML") after("挿入するHTML")
それぞれ使い方が異なりますね。
$("#main").prepend("<div class=\"mainheader\"><ul><li><a href=\"...\"><img src=\"...\"></a></li></ul></div>");
$("#main").before("<div id=\"mainheader\"><ul><li><a href=\"...\"><img src=\"...\"></a></li></ul></div>");
なんとなくイメージできるでしょうか??
HTMLの挿入と違い、HTMLを移動するメソッドです。
prependTo("移動先の指定") appendTo("移動先の指定") insertBefore("移動先の指定") insertAfter("移動先の指定")
挿入の時と違い(“移動先の指定”)で指定した箇所へ移動します。
$("#main").insertBefore("#header");
#headerの div id=”header” の前に div id=”main”が丸ごと移動します。
addClass("class属性値") removeClass("class属性値")
特定の箇所にだけclassを追加したい場合は
$("#main>li>img").addClass("style01");
これで div id=”main” の中にある li で、更に img にだけclassが追加されます。
css("プロパティ","値")
特定箇所にだけCSSを反映させたり、CSSの値を削除することが可能です。
$(".font").css("font-size", "20px");
classにfont-sizeプロパティを追加し、font-size:20pxを設定します。
実際にはstyle=”” で反映される仕組みになっています。
$(".red").css("color", "");
classにredが指定され、更にその中にcolor:red; が指定されている場合に colorを削除するメソッドです。
他にも wrap(“<要素>要素>“) や、remove() などもありますが今回は特によく使いそうなものだけをチョイスしました。機会があればまた便利なTipsを更新していきたいと思います。
書式 | 詳細 |
---|---|
text(“変更後のテキスト”) | テキストを変更する |
html(“変更後のHTML”) | HTMLを変更する |
prepend(“挿入するHTML”) | 要素内の先頭にHTMLを挿入 |
append(“挿入するHTML”) | 要素内の最後にHTMLを挿入 |
before(“挿入するHTML”) | 要素の前にHTMLを挿入 |
after(“挿入するHTML”) | 要素の後にHTMLを挿入 |
prependTo(“移動先の指定”) | 要素内の先頭にHTMLを移動 |
appendTo(“移動先の指定”) | 要素内の最後にHTMLを移動 |
insertBefore(“移動先の指定”) | 要素の前にHTMLを移動 |
insertAfter(“移動先の指定”) | 要素の後にHTMLを移動 |
addClass(“class属性値”) | class属性を追加する |
css(“プロパティ”,”値”) | cssを追加する |