2015.7.22
パスワード、増えますよね。SNSや各種オンライン登録で増え続けるアカウント。あげく段々パスワードが使いまわしに・・・なってませんか?最近ではパスワードの漏洩から、使い回しにしていたパスワードが使われてあれもこれもと不正ログインされる事例が多くなっています。かといって一体どういうパスワードがいいのやら。パスワード管理アプリを入れても、常にそれが使えるとは限らないしランダム生成でパスワードを作るとこれまたわけが分からなくなるし。
そういう時こそパスワードの作り方、を自分の中に作ってしまいましょう。
パスワードを考えるとき最もやってはいけないのは数字だけ、英語だけのパスワード。とはいえ組み合わせたらわけわからないじゃん。というのもごもっとも。そういう時こそ英文からパスワードを考える手法を身につけましょう。和製英語でももちろんOKですし、文法なんて気にしなくて問題ありません。
例:3月10日生まれ、好きな漫画はONEPEACE
さて、早速いきましょう。
I like ONEPEACE born 0310
たとえとしてはこれだけでいきましょう。文法なんか気にしてはダメです。むしろ文法的におかしい方が推測されにくくなるかもしれません。では、ここからパスワードを作ってみます。大文字小文字の組み合わせもこれだけで十分できますね。パスワードとしてはこの場合以下のようになります。
IlOPb0310
先ほどの英文「I like ONEPEACE born 0310」から単語の最初だけを抜き出しているわけですね。元になる英文が長いほど、より強固なパスワードが作れますし、何より文章で覚えてしまうことでパスワード自体を忘れにくくなりますね。
パスワード生成をオシャレに! といってもオシャレにする必要があるかどうかはわかりませんが、生成文字列を名言から拾ってくるのもパスワードを忘れにくくさせますね。
Change before you have to. - Jack Welch(1935)
ジャック・ウェルチという方の名言です。「変革せよ。変革を迫られる前に。」という意味です。ここからパスワードを作ってみましょう。
CbyhtJW1935
Change before you have to の you をあなたの名前にしてしまってもいいですね。山田太郎さんなら、
Change before Yamada Tarou have to. - Jack Welch(1935)
と言った文章が完成し、パスワードは
CbYThtJW1935
のように作ることが出来ます。
パスワードは使い回しはもちろん危険ですが、定期的に変更するのも実はリスクがあります。パスワードを盗まれる可能性を最小限にしておくためには、強固なパスワードをしっかりつくる、そしてなるべく2要素認証(2段階認証)を利用すると良いでしょう。
今のパスワードが使いまわしだったり、簡単に想像されるパスワードになっているかたは今回の方法でパスワードを考えてみましょう。