レンタルサーバーでPythonを動かす

2016.6.9

レンタルサーバーの多くは未だにPython2.x系しか動かないところが多いですよね。さらにはPythonスクリプトがCGIでしか動かない。色々やり始めるとわかるんですが、Pythonは外部モジュールあってこそ、自由度が飛躍的に上がるわけです。しかしながら、レンタルサーバーだとどうやって外部モジュール使えばいいの? というところは自分でやったり調べないとわからないことが多いですよね。

今回はちょっとおおまかにザックリですが説明をしていきたいと思います。

さくらインターネットでPython外部モジュールを使う

ホームディレクトリの.cshrcに以下を追加します。

setenv PYTHONPATH ~/lib/python

次に、インストールしたいモジュールを格納しておくディレクトリをwww直下に作ります。 /tmpとかでいいでしょう。
SSHで接続して、コマンドを入れてみます。
以下の例は requests-oauthlib-master をインストールしてみるコマンドです。

/tmp ディレクトリ内に requests-oauthlib-master をパッケージごと追加しておくことを忘れないように。

% cd www
% cd tmp
% cd requests-oauthlib-master
% python setup.py install --user

基本的にはこれの繰り返しでモジュールの追加が出来ます。

Pythonスクリプト本体にはおまじないを書いておく必要があります。

#!/usr/local/bin/python
# -*- coding: utf-8 -*-
import sys, codecs
sys.stdout = codecs.getwriter("utf-8")(sys.stdout)
from requests_oauthlib import OAuth1Session

print "Content-Type: text/html\n"