2015.3.1
タイトルをみて気が狂ったかと思われるかもしれませんが、至って真面目です真剣です。今回はおっぱいSEOとして、実際にこのブログを使って現代のSEOを実践してお見せしていこうと思います。記事タイトルがどう影響するか、文章量はどれくらい必要か、どのようにキーワードが散りばめられると効果的なのかなど本記事を読んでいけば徐々に学べるような内容としていく予定です。
追記・・・おっぱいSEO解説編が公開されました。
キーワードをどのように選定するかは非常に大事なポイントです。といっても今回のタイトルやキーワードでは全く説得力がなさそうです。まずは今回選定したキーワードの競合でも調べてみるとしましょう。
まずはシンプルに「おっぱいSEO」で検索してみました。意外とありますね・・・。71万8千件。とはいえ競合するSEOというキーワードはあまり見つかりません。キーワードによっては半角空けすると表示結果が異なる場合もありますがその辺りは検索のゆれ、の可能性があるので気持ちの中で排除しておきましょう。
競合するキーワードに自分が対策しようとするキーワードが少ない場合、今回のようなケースの場合は多分そんなに難しくはないでしょう。というかそもそもおっぱいSEOにキーワード的な重要性や、訪問者が増えるだけの検索クエリがあるとも考えにくいのですけど。ならなんでそんなキーワードにしたんだという声も聞こえてきそうですが聞こえないことにしましょう。
キーワードの出し方には二通りあります。ひとつは今回のように「思いつき」だけで突っ走る場合。この場合は予想される表示回数や検索クエリの質なども一切考えずにとりあえず突っ切って対策してその後考える、という方法論に行き着きます。もう一つはGoogle Analyticsからサイトのアクセス解析結果に基づくキーワード選定です。
キーワードごとのサイト滞在時間、離脱率、PVやコンバージョンなどを分析することで「ニッチで競合は少ないけど自サイトに取っては有効なキーワード」が見つかるはずです。競合が少ないけれどコンバージョンに結びつきやすいキーワードをしっかりと見つけることが大事というわけですね。SEOは何もただひたすらに検索上位を取ればいいというわけではありませんから、サイトの目的にあった対策をするようにしましょう。
SEOで覚えて置かなければならないキーワードの分類をここで例を挙げてお伝えしましょう。
検索をするユーザーが情報を収集するためだけに使うキーワードで、一般的には検索のその先にあるアクションには繋がりにくいキーワードです。SEOであえてここを対策する場合は「ビッグキーワード」になる上、コンバージョンにつながらないのでブランディングによく使われることが多いです。例としては「保険」「資格」などが挙げられます。おっぱいSEOはある種これかもしれません。
検索ユーザーが「何かを求めて」検索するキーワードですから、検索後にコンバージョンに結びつくことが多くなります。そのためSEOだけでなく、ページの内容がコンバージョンに結びつきやすいようにしっかりと「検索ユーザーのニーズに答える」ことが重要です。以前ご紹介したランディングページの作り方などを参考に検索で訪れたユーザーの問題解決になるようなコンテンツを作りこんでおきたいところです。
楽天などのECモールで言えば「送料無料 蟹」「あす楽 水」「ボストンバッグ PRADA」などが挙げられるでしょう。一般的に検索エンジンで検索する場合は2ワードではなく3ワードで検索するユーザーをターゲットとして、キーワードを追加すると効果的です。
よくあるのは企業や、ブランド名を打ち込むタイプです。この検索を行うユーザーは「調べたい」意欲が高いので、上記2つのキーワードよりも多くのページ数を閲覧すると言われています。自社企業やブランド名で、検索結果を独り占めすると非常に効果の高いキーワードとなります。ウェブ系ではサービス名称などもこの固有名詞キーワードになりますね。例としてはTwitter Facebook Amazonとかそういうものになりますね。
以前お話ししたように、検索結果で上位を取る。というのは何のために誰のために行うのでしょう。第一原則としては「検索結果を見るユーザー」のために行うわけですが、現在のGoogleのアルゴリズムが完璧ではないために「ユーザーが欲しくない情報」が表示されているかもしれません。そのためSEOに取り組み本当に有用なあなたのサイトを上位に表示させ、検索ユーザーを満足させる義務があるわけです。
良い情報を求めているユーザーに届けるために、あなたはSEOに真剣に取り組む必要があるわけです。
何かを検索しようとするとき、あなたはどう検索しますか。一つのワードで検索する場合、どういうものを調べようとして検索をしていますか。まずは自分に置き換えてユーザーの心境を考えてみましょう。私は1ワードで検索する場合は、自分の乗っている車名やギターの名称など「漠然とした情報を収集し、次の検索ワードを明確にする」ために検索を行います。
例えば「12SR」と検索します。こういう検索をするとGoogleがサジェスト機能で「こんな検索もされてますよ」というのを出してくれることがあります。
なるほどなるほど、こういうキーワードがあるんだなぁとクリックしよう・・・の前によく見てください。具体的なキーワードって何ワードになってますか。2〜3つのキーワードを合わせてませんか。検索ユーザーは検索においてほとんどが2ワードの組わせを用いて検索を行っているわけです。
ウェブサイトの階層はできるだけ浅く広くしておくことが重要です。2〜3クリック程度で階層を下れるようにし、そしてどの階層にも少ないクリックで到達できることが理想です。このようにしておけば検索結果に様々なページが反映されやすくなります。どれだけしっかりした対策をしていても、トップページから5階層下にあるコンテンツは、2階層上にあるコンテンツより上位には来にくくなってしまいます。
サイト設計の段階からなるべく浅く、広く。というのを実践していきましょう。Wordpressであれば/blog/カテゴリー名/記事 までが理想です。本来であれば/blog/記事 が良いのですが、Wordpressの場合は/カテゴリー名 に適切な英文字を入れることで効果が発揮されますのであえて階層を一つ深くするという事も考えられます。
今回のこの記事はSEOについて書いているんですが、おっぱいSEOについては言及していません。本来であればもっと詳しくそれについて解説をすべきなのですが本題をそれてしまいますので一旦割愛します。濃いコンテンツというのは簡単にいえば「主となるキーワードを置き換えると意味が通じなくなるコンテンツ」だと言えます。
ここでようやくおっぱいSEOの出番なのですが、おっぱいSEOという種となるキーワードを置き換えるとこの記事は意味が通じなくなるでしょうか?充分通じてしまいますよね。もはやそのキーワードを解説しているわけではないので「おっぱいSEO」というキーワードにとっては薄いコンテンツというべきでしょう。しかしながらこれは、「おっぱい」「SEO」の造語ですからSEOを入れ替えてしまうと、意味が通じなくなります。となればSEOというキーワードだけを抽出すると「濃い」コンテンツともなりうるわけです。今回あえてこのキーワードを選んだ理由は実はここにあります。
類義語・同意語と違い「一緒に用いられる言葉」という意味合いの共起語。近年のSEOやより良いコンテンツを作る上でも実は欠かせない要素なのでしっかり把握しましょう。今回SEO、ということですからこの共起語を考えてみると「検索エンジン」「クローラー」「Google」「ユーザー」「キーワード」「ペナルティ」「スパム」「ブラックハット」「ホワイトハット」などが共起語として考えられます。
共起語を使わないと「コンテンツ」の中身が薄くなりがちです。キーワード同士がひも付き、相互作用で理解を深めることが共起語を利用しましょうという概念だと考えておいてください。
あくまで検索エンジンはロボットです。人間が認識するキーワードがそのまま認識されているとは限りません。検索エンジンがどのようにキーワードを認識しているかに「合わせて」やる必要があります。これを知らないとせっかくキーワードを盛り込んだのに順位が上がらない、という結果になってしまします。以下に実例を挙げてみましょう。
制作会社、は一見1ワードのようですが「制作」「会社」に分解できるとわかります。ということは「制作会社」とつけなくとも分けてキーワードを盛り込んでも検索結果に大きな影響が無いキーワードだといえるわけです。「制作」「会社」をそれぞれ単語として独立して検索エンジンが認識しているわけですから、「名刺制作の++ウェブ 株式会社**」としてもOKということになりますね。
1ワードだと思っていたものを分解しても大丈夫ということになれば、ページ内で文章を書くときにもかなり自由度が高まるはずです。逆に、分解できると思っていたキーワードが実は1ワードだったということも大いにありますからしっかりとこの辺りは確認しておきたいところです。ではそれらをどう判断すればよいのか、ちょっと解説してみましょう。
形態素解析とは、
形態素解析(けいたいそかいせき、Morphological Analysis)とは、コンピュータ等の計算機を用いた自然言語処理の基礎技術のひとつ。かな漢字変換等にも応用されている。
対象言語の文法の知識(文法のルールの集まり)や辞書(品詞等の情報付きの単語リスト)を情報源として用い、自然言語で書かれた文を形態素(Morpheme, おおまかにいえば、言語で意味を持つ最小単位)の列に分割し、それぞれの品詞を判別する作業を指す。
以下は「お待ちしております」という文を形態素解析した例である (形態素解析ツールには「茶筌」を使用した)。
とWikipediaで解説されています。形態素解析がもっとも有効に活用されているのはアドセンスなどの「コンテンツマッチ広告」ですね。勘がいい方はもうわかってしまった気がしますが続けます。時間がある方はWeb APIを使ってやってみると面白いと思います。参考までにURLをhttp://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/ma/v1/parse.html
広告を出稿する側の気持ちになれば簡単になります。一般的に形態素解析を行ってしまうと、検索エンジンから見たら1ワードなのに2ワード以上に分解されてしまう可能性がありますのでその点だけは気をつけておきましょう。一つ実例を以下に挙げてみましょう。
なんとエビチャーハンは1ワードなのです。エビ+チャーハンではないんですね。
SEOにおいて加点されるポイントを一旦纏めてみましょう。
これらは適切に行えばすべて加点です。充実したコンテンツ、内容の濃いページ・文章、分かりやすいサイト内の回遊性、読み上げソフトを使った場合の画像読み上げに対応できるalt属性、色々訪問したユーザーでも満足できるコンテンツのオリジナル性、文法的に破綻しないHTMLタグ、ユーザーをイライラさせないページ読み込みスピード。どれをとっても「検索ユーザーの利益になること」ばかりですよね。
ではSEOでやるべきことはもう見えてきたでしょうか。
結局続くのかよ、という声も当然ですが実験結果とともに次回は考察編として記事を書いていく予定です。はたしておっぱいSEOはどういう結果になるのでしょうか。当初の思惑も次回の更新で明らかにしていこうと思います。
追記・・・おっぱいSEO解説編はこちらから