2015.3.4
楽天での検索上位化、といってもある程度どのように順位が決まっているのか把握していますか。現時点で楽天の検索上位、SEOのアルゴリズムを解説していきます。今回はかなり簡潔に短めにお届けしますので是非目を通してみてください。また、楽天のSEOアルゴリズムは割りと高い頻度で更新されているような印象を受けますが、アルゴリズムが変わった場合にでも順位をなるべく維持しておくやり方についてもお届けいたします。
楽天において、未だにレビューの数というのは上位化には欠かせないものです。レビュー数が検索上位に影響しなくなる日はおそらく来ないでしょう。現在では自作自演レビューの摘発なども積極的に行っていますから、楽天としては「お客様の正しいレビュー」はその商品を探しているお客さまにとって最も有効だと考えているからでしょう。現在はレビューの数とともにその質も重要視されています。
楽天のレビューの質、とは星の数となりますがこの星の数、レビュー点数はレビュー数を稼ぐ以上に神経質になっても良いと思います。例えばレビュー数1000でレビュー点数が4.38の場合と、レビュー数100でレビュー点数が4.83の場合後者のほうが有利に働きます。新商品などまだレビューの付いていない商品の場合はいつも以上に迅速な配送を心がけるなど、CSに重点を置いて良いレビューを獲得していきましょう。楽天の検索アルゴリズムの中で、レビューは未だ忘れてはいけない項目です。
楽天SEOにおいて、商品が売れた個数・金額も要素として関わってきています。これは売れた数を何処かのタイミングで集計をして反映をさせているような感じになっていますが、「圧倒的物量」で攻めてくる上位店舗との差は開くと言わざるを得ません。そういうデメリットは楽天もわかっているようで、楽天ランキングなどではPVやUUなども結果に反映させているようです。実際に予約・開放の手法を使って同じ商品をテストしてみましたが、PV・UUは確実に影響していることがわかっています。在庫数がちゃんとあること、納期情報が設定されていることも重要です。
商品タイトルは非常に需要な項目です。適切にキーワードが含まれていなければなりません、が。ここでも一つ例外があります。大カテゴリでのビッグキーワード検索の場合は商品タイトルに必ずしもキーワードが含まれている必要はありません。例えば楽天で「ペットボトル 水」と検索するとわかります。
なんと商品タイトルには一切「ペットボトル 水」などというキーワードは含まれていません。このことからもわかるように「複合的な対策」をしなければ楽天SEOは成立しないのです。自社の商品がどのカテゴリーに含まれているか、どういうキーワードで検索されると予想されるのかなどもしっかり把握しておきましょう。
楽天SEOで何から手を付けるか、というのは難しいでしょうか。検索でどういう検索をされるか、どういう検索ワードが購入に結びつくかを把握していればよいのです。これは楽天でキーワード選定をする方法を御覧ください。キーワード選定をするときに「行動系キーワード」もしっかりと考えて商品タイトルや商品説明に組み込むことも忘れないようにしたいですね。
楽天におけるSEOアルゴリズムは常に同じとは限りません。しかし明日急にすべてが変わってしまうわけではありません。検索するユーザー、お客様が圧倒的に不利に働くアルゴリズムには絶対になりません。これを抑えておけば、小手先の対策だけに頼らず「ただの検索」だけに頼らない訴求も可能なはずです。楽天商品ページをランディングページとして作りこむ、の記事も一度ご参考ください。