2015.4.14
SEOを意識したライティング技術は多々ありますが、今回はその中でも今直ぐにでも使えるWEBライティング技術BEST3をご紹介いたします。今まで書いたブログを再編集するときにも使えるテクニックですから、是非SEOを意識したライティングを実戦してみてください。
いくら良い記事であっても、読む人に「お、面白そうだから読もう」と思わせないとせっかく大変な思いをして書いたのに意味がなくなってしまいますよね。最近はPocketなど「あとで読む」ツールがありますから、コンテンツの面白さやコンテンツが「あ、これは役に立ちそうだな」と思わせるフックになるようにしておく必要があります。
文章構成をひねり出すには、起承転結型がもっとも取り組みやすいはずです。本題となる大きなテーマを元に起承転結型で書いていくことで、ストーリー性を持ったコンテンツが出来上がります。まずは起承転結をおさらいしてみましょう。
と言った感じになりますね。
文章構成において起承転結は基本となるカタチです。しかしながらこのことだけにこだわりすぎてもいけませんから、転結、はひとつなぎにしてしまっても問題はありません。最初は基本にそったカタチで無理なく記事を書いていくことが重要です。
起承転結の文章を書いていく上で、もう一歩先をいくのであれば「ストーリータイプ」を決めておくことも有効です。ストーリータイプとは、主に3つの種類が挙げられます。
例を挙げると、1の一般論から攻めるストーリーというのは新車の紹介によく使われるものですね。既に「良さ」がわかっている場合などに好条件の説明から攻めていくストーリーです。2は逆に数少ない良い点だけを集中的に取り上げる手法となります。最近では新Macbookなどのレビューなどが好例でしょう。私も非常に欲しいのですが・・・。
3はあまり大きな特長はないけれど比較すれば話が進む、という場合に用いられます。競合の多いBluetooth型スピーカーなどのレビューブログなどを一度見てみるとよく分かるはずです。
SEOを意識したライティングとなると、文章量というのは避けて通れない問題です。長すぎても読み手が疲れてしまいますし、短すぎると検索エンジンからの評価が微妙になってしまいます。文字コンテンツだけとして考えるならば文章量は2000文字程度を目安として書いていきたいところです。よっぽど読み手を惹きつける文章力がある、コンテンツの魅力が輝いている、という場合は3000文字〜5000文字程度でも良いでしょう。
キーワード出現頻度、というものもありますがこれはあまり意識しないでも問題はありません。しかしながら省略しすぎてしまうのはよくありません。例えば「一眼レフ」で文章を書いた時よりも「一眼レフカメラ」として文章を書いたほうが含まれるキーワードが増えますよね。検索されないと意味がありませんから、単語やキーワード、キーフレーズの省略はなるべく避けて書いていきましょう。
文章量が増えすぎた、という場合は不要なものを削っていけばよいのですが逆に文章量が足りない場合が問題になるはずです。そう言った時は、書いている文章からキーフレーズをもう一度抽出し、話を広げていくよう心がけましょう。以下のように考えましょう。
情報源としては、Yahoo知恵袋やはてなブックマークなどから、今自分が書いている記事テーマに近いものを探し出し話をふくらませていくようにしましょう。このとき、コンテンツのコピーは絶対にやってはいけません!SEO的にはオリジナルコンテンツこそが尊いものなのです。
一昔前のブログといえば、ただだらだら文章を書いていただけですが、SEOにはコンテンツの中身だ!と叫ばれてからはブログの構成自体も大きく進化してきました。まず確実に効くブログの書き方として「見出し」をつけることが挙げられるでしょう。このブログでも大見出し、中見出し、小見出し。のような構成になっているのがお分かりになると思います。
見出しごとにH2 H3 H4タグを使用し、見出しへリンクも貼るようにしています。こうすることでサイト内リンクが増えることにもつながり、さらに見出しがあることで読みたい文章コンテンツへのショートカットまで提供できるわけです。
WordPressであれば、プラグインなどで実装可能ですから今直ぐにやっても不利益はゼロ、効果は無限大です。
すぐに効くBEST3を挙げましたが、より文章を読みやすくするコツを最後にお伝えして締めくくろうと思います。文章を書いているとどうしても「入れてしまいがち」な文節が出てきます。こういったムダを文章から省くことで読みやすく、玄人ぽさがにじみ出るはずです。
文章の中で絶対になくさないといけないものではありませんが、可能であれば見なおして本当に必要か考えてみるという意識をするだけでも、今までよりも良い文章が書けるようになるはずです。